製図試験2年目の勉強②(エスキス・作図あり)
場所によって勉強内容を変える
スケジュールを決め、課題も検討しました。
ではその課題にどう取り組んでいくか。
私は課題に関する勉強について、平日は以下の決めごとをしていました。
・製図板は家にしかない。だから家では作図をする。
(9月以降はエスキスメインに変更)
・通勤中は未動き取れない。だからスマホで指一本動かせばできる記述の暗記か作図に関する情報をインプットする。
・会社の休み時間はデスクがある。だからアウトプット、主にエスキスをする。
平日の限られた時間を、環境別に分けて取り組むようにしてみました。
休日は家で6時間30分みっちり模試です。
作図よりエスキス
作図はとにかく手順を守ること、繰り返し練習することによって、次どうするんだっけ?と悩まないレベルに達したら十分だと思います。
理由は、そこから先のスピードアップはエスキスの質によるところが大きいから。
エスキスに描くべきことが描かれていれば、それを写すのが作図の作業になるので、悩まずに済み手が止まりません。
私は1年目でエスキスが粗かったため、作図中にこんなことに悩んでいました。
・この部屋の平米数はいくつだ?計算しなきゃ。
・避難経路はこれでいいのか?
・宿泊室、トイレ内はどういう構成にしよう?
・階段はどっち回りだ?扉はどこに設ける?
・この空きスペースはどう処理しよう?
1つひとつは他愛もない悩みですが、これらにつまずくたび作図の手が止まります。
手が止まると、作図スピードはその都度ゼロから加速しなければいけません。
仕事中に声を掛けられてやっていたことの手が止まった時、再開するのにえーっと次は…と考えませんか?あれと同じです。
作図中に手が止まることがあったらそれをメモしておきましょう。
メモの原因をつぶせれば、作図スピードはドンドン上がります。
会社でのエスキス
私は平日は会社でエスキスに取り組んでいました。
まずは使っていた道具をご紹介。
使用道具
・ノート
オキナ プロジェクトリングA4
A4、方眼紙、折りたたんで使える、という条件で探してこのノートにしました。
元々書き心地などは気にしてませんでしたが、使いやすく、結局エスキス以外でも利用するようになりました。
・シャープペンシル
ぺんてる シャープペンスマッシュ0.5mm
amazonでNo.1に輝いたシャープペンシル。
非常に軽く、手にフィットする大きさで、ガタツキの無さからストレスなく筆記ができます。
エスキス、記述、作図(柱以外)はすべてこれで対応しました。
・シャープ芯
ぺんてる シュタイン替え芯2B 0.5mm
製図をするようになって初めて複数の芯を比較してみましたが、種類によって書き味が違うことを実感しました。
同じ種類の芯でも濃さによってまた違う。
私にはこれが1番ノッて描ける芯でした。
描く気になる芯かどうか、満足のいく濃さが出るかをいくつも試すことをおすすめします。
・定規
会社の同僚からもらった三角定規を使用。
直角部分を右上に向けて使うことで、効率よく線が引けます。
(ノートがリングタイプなので直角部分が下を向くとリングに引っ掛かる)
・消しゴム
大小2種類携帯していました。
でも大抵大しか使わない…
エスキス例
これらの道具を使ってエスキスをしていました。
下のエスキス写真は、スマホに撮っておいた2018年TAC課題3のものです。
取り組み始めの頃のものなので、プランとしての甘さは目をつむってください。
(あくまでこの道具でこうエスキスしてたよ、という例)
そして作図後はこうなりました。
課題内容が気になる方は、TACホームページにH29、H30年度の課題PDFが公開されてますのでそちらをご参照ください。
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_tekichu.html
エスキス手順は海豆研究所さん、書籍の製図ウラ指導、TACの3ヶ所から学んだ情報を、自分で使いやすい様にカスタマイズして取り組んでいました。
エスキスに何描いてるのかわからない、そして知りたい、という稀有な方がいらしたらご連絡ください。
できる範囲ご説明を尽くします。
以上が私のエスキス例+作図でした。参考になれば幸いです。